オランダの線路際webcam

 動画とはちょっと違いますが、今回はオランダの列車をリアルタイムで見られるwebカメラをご紹介。
 その名もRailcam。オランダ南部のアイントホーフェンドイツ国境近くの街ヴェンロを結ぶ路線にある「Mierlo-Hout」という駅近くの、踏切近くの民家の2階かなにかに設置してあるようで、複線電化の路線を行くNSの列車を見ることができます。大半はダブルデッカーの近郊電車ですが、ドイツとオランダを結ぶ路線なので、運が良ければICEも見ることができます。
 鉄道が映るwebカメラというのは今やあちこちにありますが、このwebカメラがすごいのは音もライブで聞こえるところ。日本国内だと会津若松駅のが有名ですが、外国のは意外にない気がします。カメラは2つありますが、「Railcam 1」が音声付きのほう。列車は平均すると10〜20分に1本くらいの頻度ですが、列車が来ない時もオランダの街の生活ノイズ―車の音やイヌの鳴き声、教会の鐘―なんかが全部聞こえてきて、これがなかなか面白い。ちょっとオランダにいる気分です。
 踏切の音も面白くて、京成の踏切で列車が2本通過するときのような音*1が鳴ります。と書いていると、ちょうどハーグ中央発ヴェンロ行き1971列車(ダブルデッカー10連)が通過していきました。
 というわけで、寝る前や気分転換にぼーっと眺めているにはなかなかいいです。ちなみにこのサイト、ドネーション(寄付)を募っています。これだけのシステムを24時間365日維持するのは大変でしょうから、気に入ったら寄付してあげましょう。
 しかしほんと、インターネットは世界に繋がる窓だよなあ。

*1:要は普通の日本の踏切の倍速でカンカンカンカン…と