フランスにハイブリッド列車登場
10月10日付朝日新聞より。
朝日にさりげなく載っていた記事(AFP-時事の配信だけど)。SNCFのZ27500っぽい形で、「82501」という車番の車両が写っている。しかし写真がメインで記事そのものはキャプション程度しか載っていないので、これだけだとどういう車両なのかよくわからない。
ボンバルディアの10月9日付ニュースリリースに一応情報が載っていた。曰く"The World’s First Hybrid Train Built By Bombardier Officially Enters Commercial Service In The Champagne-Ardenne Region Of France"。あれ、世界初のハイブリッド列車はJR東日本のキハE200じゃないのか?と思って見てみると、この車両は「デュアルモード・デュアルボルテージ」ということで、つまりは非電化区間ではディーゼル、電化区間(AC25kvとDC1.5kv)では架線集電で走ることができる、という意味のようです。投入されたのはTER・シャンパーニュ-アルデンヌで、4両連接。形式はB82500のようだ。
railfaneurope.netのSNCFの車両リストには「dual mode trainsets」として載っていた。「ハイブリッド」より「デュアルモード」といわれたほうが分かりやすい気がする。
しかし架線集電+ディーゼルの車両って、既にスペインのFEVEの機関車になかったか?本当に世界初なのか?
ちなみにこの記事を見た知人(非鉄)は「ボンバルディアの車両って、大丈夫なのか?」と言っておりました。日本では悪名高き飛行機メーカーとして広まってしまったが、世界的にはシーメンス、アルストムと並ぶ超大手の鉄道車両メーカーです>ボンバルディア