TGV記録映像

 ここで見れます
 映像は480km/hを越えたあたりからスタート。左上に何km地点かが表示されているのだが、どんどん数字が減っていくので上り列車?で試験を行ったのだろうか。しかし映像のスタート時は225km地点で、最高速度達成時は192kmだからこの数分間で30km以上走ってることになる。小田急だったら町田から新宿まで着いてしまう。
 車内はほとんど揺れていない。台車に取り付けたカメラからの映像があるが、線路の素晴らしさがよくわかる。500km/hを超えても全然揺れない。対照的に架線とパンタのスパークは雨の日の新幹線並みかそれ以上、空撮でもわかるほどものすごく、高速鉄道の課題の一つが架線なんだなというのがよくわかる。空撮や先頭からの映像だとそこまでスピード感を感じないが、最後尾から後ろを映した画面は架線柱がビシバシ後ろに流れていって早送りで見ているかのようだ。
 地上側からの通過もものすごい。普通のジェット機の離陸速度よりも速いんだから当たり前だが、砂煙を巻き上げて一瞬で走り去っていく。
 574.8km/hはほんの一瞬。この速度自体も凄いんだが、普通にポイントを通過したり、所々にかなり緩いとはいえカーブもある中でこの速度を達成したというのがすごい。ポイント通過時でも台車カメラに全く振動がないのが驚きだ。

 これは休みとって見に行きたかったかも…
 東ヨーロッパ線開通したら乗りに行きたい。