OER 2200

 
 最近発売になった「鉄道コレクション」の第3弾を購入。このシリーズは今までも上田丸子電鉄とか旧南武鉄道モハ100とかかなりツボな車種選定だったが、今回はなんと小田急2200に富士急5700、一畑電車という俺にとってはピンポイント攻撃的に感涙もののラインナップです。というわけで10両入りの箱で購入させていただきました。こういうものはLet's大人買いだ。

 というわけで本日荷物が到着後(通販で買ったので)さっそく箱を開けてみた。素晴らしいラインナップもさることながら製品の出来自体も今までで一番いいんじゃないだろうか。小田急の青ラインもいい色が出ているし(マイクロエース小田急に似ていると思う)、実際塗装してみるとけっこう手間がかかる一畑や富士急もきれいに仕上がっている。これで一両あたり400円程度ですから、なんと素晴らしい世の中じゃありませんか。クロスポイントから小田急2200のキットが発売されていて、当然ながら俺も持っているのですが、あれは2両で6000円ちょいですからね。まあキットとこの製品じゃ性格が違うのは承知ですが、こちらは箱で10両購入しても5000円以下で、その中に小田急2200と2220が6両分(素材として考えれば)入っているのだ。となるとクロスポイント製品ファンの俺とはいえ、懐かしのブツ6やらブツ10(2200系列は全て2両編成なので、2+2+2…とつないで組成した非貫通の編成を「ブツ6」とか「ブツ10」と称した)なんかをやりたい、と考えるとどうしてもこっちに流れてしまうのは人間の性といえよう。本当は一番馴染みがあったのは多摩線の4連なんですけど。まあなんといっても初めて形式を覚えた電車だし、初めて買った記念乗車券も「さよなら2200形」だったし、と、いろいろ2200形は思い入れがあるので、これはまだまだ何両も買ってしまうだろうな。

 しかし実は富士急5700がかなり嬉しい。俺は小田急沿線出身ですが親父は富士急沿線の生まれで、小さい頃はお盆に「いなか」に行くのが恒例だった。行き帰りは中央高速バスのことが多かったけど、現地でハイランドやら河口湖やらに行くとなると必ず富士急のお世話になったし、先祖の墓も線路際にあって、ここで5700に乗るのを楽しみにしていた。「ローカル私鉄」というと、「ふるいおだきゅうせん」が走っていた富士急が原風景なのです。