追記:桃園国際空港から台湾高速鉄道を利用する

 台湾の空の玄関口、桃園空港から台北へは空港バス(国光客運etc.)を使うのが一般的かと思いますが、高鉄でも行けます。既に知られていることではありますが、一応利用指南。

  • 空港から高鉄桃園駅へ

 台北市内行きなどの空港バスと同じ乗り場付近から、「統聯客運(Ubus)」の高鉄桃園站行きのバスが出ています。運賃は30元。このバスは他の空港バスと違ってチケットを買う方式ではなく、乗るときに運賃を支払う方式なので、バス待合室を出て「705番」のバス停でバスを待ちます。黄緑色の車体が目印。時刻表はこちら。概ね5〜10分おきに出ています。駅までの所要時間は15分程度。

  • 高鉄桃園駅から空港へ

 駅前からバスが出ます。このバスは高速道路?を経由するためか、どうやら座席定員制らしく、満席だと乗せてくれませんでした。でも本数が多いので(時刻表は上記のリンク参照)、すぐ次の便に乗れます。


 運賃は桃園空港−台北の場合、バス30元+高鉄(自由席)145元=175元。国光客運の空港バスは125元なので若干割高です。ただ、台北駅前からの空港バスは渋滞の恐れがあるのに対して、高鉄桃園駅からのバスはほとんど渋滞の心配がなさそうなことを考えると、特に台北→空港での利用に関してはけっこうメリットがあるかと思います。
 あと、高鉄の指定席は列車と曜日によって割引運賃が適用されるので、その場合台北−桃園が最安で100元になったりするようです(08/11/01現在)。列車を選べば自由席より指定席のほうがお得。