タイで列車正面衝突

 14日午前2時半ごろ(現地時間)、同国中部のNong Kaeという駅でバンコク行きと南部Yala行きの列車が正面衝突。国鉄職員3人が死亡、100人以上が負傷。毎日新聞やCNN、BBCとかの情報を総合すると、要するに交換駅で停車中のYala行き列車にバンコク行き列車が何らかの理由で突っ込んだということらしい。CNNによると、バンコク行きの運転士が眠ってたんじゃないかどうか調査するそうだ。もっとも、運転士が眠っていようが起きていようが、交換駅で同じ線路に進入してしまったということはそもそもポイントの開通方向が間違っていたのだろう。事故車両についてはまったくわからないが、タイのThe Nationという新聞のサイトを見ると、けっこう激しく損傷したステンレス車両の写真が出ています。
 …などと書いておきながら、タイには行ったことないので鉄道についても全然知らないのだが、総延長約4000kmに対し複線区間は100km弱ということなので、複線化率はかなり低い。ちなみにタイでは昨年11月29日にも列車の追突事故が起きている(このときは死者はなし。突っ込まれたほうの列車は日本から輸出された14系客車っぽい)。東南アジアの中では先進的なイメージがある(と俺は思う)タイだが、信号システムはいまいち整備されていないんでしょうか。
 しかし、CNNのメールアラートで"railway"と設定しているのにこういう時何も送ってこないのはどういうことだ。