長電湯田中駅のスイッチバック

 
 長野電鉄の終点、湯田中駅スイッチバックが今月末で廃止されてしまうので、夜にちょっと見に行ってきました。
 ここは40パーミルの急勾配を登りきったところに駅がある。ホームを設けられる平坦区間は勾配と踏切に挟まれたごくわずかな部分しかなく、そのままでは3連が停まれないため、ほんの少しスイッチバックして、本線脇の平地に設けたホームに入線する形になっている。とか文章で書いてもわかりにくいのでレールファン長電の解説ページを参照してください。近いからいつでも行ける、と思っているとやっぱり行けないもので結局こんな時期になってしまった。一応言っておくが電車で行きました。当然だぜ。ていうか車持ってないし。

 丸っこい2000系特急車がそろりそろりとバックしてホームに着く様子は、なんとなく風情のある湯田中駅周辺の風景にも合っていると思う。でもこの写真、実はこっち側から撮っても特徴ある配線がよくわからない。しかしスペースのない鉄道模型にはとてもいい配線だな。

 個人的にスイッチバックはこれで見納めになる可能性がかなり高いので残念ですが、元小田急HiSEの入線で2000系のほうも余命わずかなので、こっちは今のうちにちゃんと記録しておきたい。しかしスイッチバック廃止で記念乗車券とかは出さないのかな?