京浜東北にE233 投入

 帰国して一番驚いたニュース。来秋から09年度にかけて投入し在来車を置き換えるということで、209は廃車、209-500は京葉線に転属だそうだ。
 209は1993年登場だから最長で16年。「価格・寿命半分」はあくまでコンセプトで、実際は20年程度は使うだろうと思ったのだが本当に潰すんですね。まあ側面の歪みが痛々しい車も多いし(特に900番台)、故障も増えているから更新するより新車を入れたほうがトータルでは得策なんだろう。これだけ大量・短命の廃車が出るのは日本の鉄道始まって以来じゃないのか。都電8000なんか目じゃありません。
 しかし、最後期(97年ごろ)の増備車は確実に原価償却期間内(鉄道車両は13年)の廃車になるはず。これまで大規模メンテをしてないとは言え、窓の開閉化やD-ATC搭載とか、それなりにお金かかってると思うのだが、果たして209は本当に安上がりな電車だったのか?その後の車両開発に大きな影響を与えたという意味では、十分元は取れてるのかも。